2010年9月1日水曜日

ケアマネージャーについて

介護保険制度の制定が行われてから、ケアマネージャーと言う資格が注目を集めています。要介護認定で介護レベルが判断され、介護認定基準と判断される事によって介護保険サービスを利用する事が可能となります。どんな介護サービスを受けられるか、どういう周期で受ければいいのか決めるのがケアプランと呼ばれる計画になります。このケアプランですが、介護を受ける側が自分達で決める事は先ず無く、大抵はケアマネージャーに依頼して作成して貰うのが一般的となっています。このケアマネージャーは、介護保険制度の専門職としてなっていて、ケアプランの作成はもちろんですが、介護保険に関する相談、各種申請や手配、介護保険料の計算などもやってくれます。

このケアマネージャー、実は介護保険制度が始まる事によって導入された資格になります。誰でもなれると言う物ではなく、医療・介護・福祉いずれかの国家資格を持っている人、実務経験が有る人が受けられる様になっていますので、現場の考えに基づいた判断が期待される職業だと思います。ケアマネージャーの試験は年1回で、それに合格した後、前後期に分けて行われる実務研修を受講した後に初めて資格が貰える様になります。介護保険制度に関する豊富な知識と、ケアプランを立てる冷静な判断や、毎年変わる介護保険法を把握する情報収集能力が必要な職業ではないかと思います。

ケアマネージャーの受験資格は医師や保健師、看護師、あんまマッサージ師、栄養士、作業療法士等、医療・介護・福祉に関わっている人達になります。詳しい事は各市町村の窓口に問い合わせてみてください。


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