2010年9月1日水曜日

何故介護保険制度が導入されたのか

介護保険制度は2000年に導入されましたが、何故今介護保険制度が導入される必要が有ったのでしょうか。その理由を挙げてみたいと思います。

今でもそうかもしれませんが、介護と言うと各家庭、各家族で行う物と言う意識が有ると思います。それが介護保険制度が制定される前はもっとその考えが強く有ったのではないかと予想されます。しかし今では日本も世界一の長寿国の高齢化社会になっている事も有り、お年寄りが増えてきています。また寝たきりになったり、認知症になったり、老々介護になったり、介護自体が長期化してきたりと、1人の介護に対する負担がかなり高くなってきている様にも感じ、介護の重要性が高まってきていると感じると思います。先程挙げたお年寄りがお年寄りを介護する老々介護も増えてきている現実も有り、問題が山積みとなっています。家族が介護をする事自体にも問題が出てきています。核家族化、女性の社会進出等で介護をする人がいないと言う事、介護が必要な人と一緒に暮らしていないと言う事、だから介護が難しいと言う現実があるのです。

そう言った事を受けて、介護をする人の事、介護される人の事を家族間の問題として終わらせるのではなく、社会全体で守っていこうと言う仕組みを作る為に介護保険制度が作られたのです。介護保険制度は福祉と医療を一体化させ、介護が必要な人達に介護サービスを提供する事になっています。これにより、介護問題が今後少しでも解決していく事が望まれているのです。


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