2010年9月1日水曜日

介護予防とは

介護保険制度の中に介護予防と言う物が有りますが、これは一体何なのでしょうか。介護保険制度における介護予防と言うのは、生活機能が維持または向上する様に支援し、要支援や要介護状態の軽減や予防を図って、高齢者自体の自立を支援する事を指しています。

基本的な介護予防の考え方としては、どんなに今は元気で自立した生活を送っているとしても、加齢や環境、精神面等色んな事が要因となっていつ日常生活に支障をきたす様になるか分かりません。そうした中で今の生活機能を維持したり向上させたりと支援する事で生活機能自体が低下しない様に防止する事が出来る様になります。そういった考え方から介護予防と言う物が出来ているのです。

では実際に介護予防とはどんな事を行っているのでしょうか。先ず第1段階ですが、今は関係ない様な健康な高齢者も含めて全ての高齢者に対して、介護予防手帳を配布して、生活機能を低下させない為の講演会の実施やパンフレットの配布を行っています。第2段階ですが、要介護・要支援介護になる可能性が有る方を色んな訪問をして早期発見をし、介護予防サービスを受ける様に勧める活動が行われています。第3段階としては、介護保険制度で要介護と認定された方に対して介護サービスを提供したり、要支援介護と認定された方に対して介護予防サービスを提供したりする活動を行っています。

いずれにしても、生活機能を自立して行える様に考え出されたのが介護予防なのです。


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