2010年9月1日水曜日

介護保険制度の実状

介護保険制度が適用される被保険者数ですが、介護保険制度が始まった当初と比べてみても現在では第1被保険者と呼ばれる65歳以上の人の数は増えているのに対して、第2被保険者と呼ばれる40~64歳の人の数は減少傾向にあるそうです。更に被保険者の中でも要支援の人も含めた要介護認定者数の人の数はかなり増えていて、被保険者が伸びている割合よりもかなり大きな伸び率を示しているそうです。その要介護者数の中でも第1被保険者の割合は9割以上となっている事が現状として有る為に、介護保険制度は高齢者用の介護保険制度と実質的になっている様です。その数字だけで見てみると高齢者の中の15%は要介護認定を受けている計算になるので、かなり高齢者の要介護者率は高いと言えますし、高齢者自体も増えてきている事もその原因となっている様です。

要介護者と認定された殆どの人が介護サービスを受けていると思いますが、やはり介護保険制度が始まった当初よりは2~3倍にも増加している傾向にある様で、その内訳としては6割が居宅サービス(在宅)、3割が施設サービス、残り1割が地域密着型サービスを受けている事が分かっています。中でも居宅サービスの伸び率が断然多い様です。

また、介護保険の総費用に関してもかなり大きい物になっているそうで、そう言った数字の面からも伸び率の面からみてみても国民生活の介護部分の中に介護保険制度が根付いている現状で有る事を物語っていると言えるのではないでしょうか。


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